蓄光ステッカーは6時間後も光る?自宅の寝室で見え方を検証しました
蓄光ステッカーについて、お客様からよくいただくご質問のひとつに、
「どのくらい光りますか?」
というものがあります。
当社では、蓄光ステッカーの性能を確認するため、りん光輝度の測定を行っています。
ただ、りん光輝度の数値だけを見ても、実際に暗い部屋でどのように見えるのかは、なかなかイメージしにくい部分があります。
また、蓄光ステッカーの見え方は、どのくらいの明るさの光を、どのくらいの時間当てたかによっても大きく変わります。
そこで今回は、数値だけでは伝わりにくい実際の見え方を確認するため、実際にグッズとして部屋に飾る場面を想定し、私の自宅の寝室にあるクローゼットの扉に蓄光ステッカーを貼って検証してみました。

夜に検証を実施し、カーテンを閉めて照明をつけた状態で、ステッカー付近の明るさを照度計で測定すると、約310〜330ルクスでした。
一般的な住宅では、寝室の照明は100〜300ルクス程度、リビングは300〜500ルクス程度が目安とされています。今回の約310〜330ルクスは寝室としてはやや明るめですが、家庭内の照明としては十分あり得る明るさでの確認となりました。
照明を当てる時間については、実際に部屋で過ごしていると20分程度は自然に経過することが多く、長すぎず短すぎない時間として、今回は20分間照明の光を浴びせて評価しました。
実際の照明(よくあるタイプの照明です)

その後、照明を消してから6時間後に、暗闇の中でどのように見えるかを確認しました。
電気を消した直後

電気を消してから6時間後の見え方

結果として、6時間後でもどのグレードも暗闇の中で発光していることを目視で確認できました。
ただし、照明を消した直後のようにピカッと明るく光っているわけではありません。6時間後は、全体的にぼんやりと光っているような見え方です。
肉眼では発光していることを確認できましたが、6時間後の弱い光は写真にはうまく写りませんでした。
そのため、掲載している画像は、実際に肉眼で見た印象に近づけたイメージ画像です。
グレードごとの見え方
塩ビタイプC-012は、光っていることは確認できましたが、5種類の中ではかなり暗めの見え方でした。
塩ビタイプC-015は、C-012よりも発光していることが分かりましたが、6時間後はまだ控えめな明るさでした。
塩ビタイプC-025は、ぼんやりと発光していることが確認できました。
PETタイプJCクラスは、塩ビタイプC-025と同じくらいの見え方でした。
塩ビタイプ ブルー020は、照明を消した直後は他のグレードより強く光っている印象ではありませんでした。しかし、6時間後に確認すると、色が違うせいか思いのほか光って見え、C-015よりも明るく、C-025と同程度に見えました。
絵柄の細かい識別は難しい
今回使用したステッカーにはアザラシの絵柄が入っていました。
6時間後でもステッカー自体が光っていることは分かりましたが、絵柄の細かい部分までは識別が難しい状態でした。
画像では何となくアザラシが視認できますが肉眼では分かるか分からないかギリギリの見え方でした。
また、緑色発光タイプと青色発光タイプの違いについても、6時間後の暗闇では、色の違いまでははっきり区別できませんでした。
そのため、長時間経過後は「絵柄をはっきり見せる」というよりも、「暗闇の中でステッカーの存在がぼんやり分かる」といった見え方に近いと感じました。
まとめ
今回の確認では、照明を20分間当てた後、6時間経過しても、どのグレードも暗闇の中で発光していることを目視で確認できました。
一番下のグレードであるC-012でも、6時間後に全く光っていないという状態ではありませんでした。
ただし、6時間後は消灯直後のような強い発光ではなく、暗闇の中でぼんやりと存在が分かる程度の見え方です。
蓄光ステッカーの見え方は、周囲の暗さ、照明の明るさ、光を当てた時間、見る人の目の慣れ方や視力によっても変わります。
そのため、今回の結果は、私の自宅環境での目視確認による一例として参考にしていただければと思います。
蓄光ステッカーを扱っている企業は他にもいるかもしれませんが、評価をしっかりして製品づくりしている企業はあまりいません。
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