微粒子分散
分散とは
分散とは、液体中(スラリー)の凝集した粒子をほぐし、均一に散らばらせることです。
図1. 液体中の粒子のイメージ(凝集状態・分散状態)
粉砕とは
粉砕とは、液体中(スラリー)の大きな粒子を砕いて、目的の大きさにすることです。
粉砕前(一次粒子)
ビーズミルとは
微粒子分散装置
小松プロセスでは、5機のビーズミルを所有しており、一度に1L~1000Lまでの微粒子分散加工が出来ます。
・ダイノーミルECM-AP05(ラボ機) ・ダイノーミルECM-PILOT(ラボ機) ・ダイノーミルKDL-PILOT(ラボ機)
・ダイノーミルKD-15(量産機) ・ダイノーミルKD-25(量産機)
微粒子分散の用途・実績
これまで小松プロセスでは
・分散染料
・昇華転写用インクジェットインク
・防炎剤
・抗菌剤、消臭剤
・ステアリン酸カルシウム、硫化モリブデンなどの金属石鹸
・酸化チタンや酸化アルミなどの金属酸化物
・熱電変換材料(p型・n型)
などにおいてサブミクロンの微粒子化に成功いたしました。
分析評価
微粒子分散化した分散液は、粒子径測定装置やゼータ電位測定器により粒子径及びゼータ電位の測定を行い評価しています。